オークションで”見た目が良い”というだけで買ってしまいました。ST管型の『6SN7』、通常はGT管と言われるフツーで面白味のない形です。
左がフツーのGT管、右がST管の6SN7です。箱には”貴族の声”って書いてあります。音がものすごく良くなるようなイメージです。
差替えてみました、ものすごい存在感。音の違いはナシ、見た目だけ。
外観ばかりでなく音はどうかと言うと、ネット上では『…の伸びが良くなった。高域が…。低域がどうしたの…。』などあります。しかし私には全く違いは聞き取れませんでした。
部屋の照明を消して撮影してみました。きれいに撮れましたが、左側の出力管(300B)は実際には、ここまで青く光っていません。かすかに白っぽく光っています。右の6SN7のヒーターもここまで赤く発光していません。ソケットの下がリング状の青い光はパイロットランプの光が写り込みました。
アンプはエレキットのTU-873LEです。1か月ほど前にやはりオークションで購入。2004年ころの製品です。初期型のTU-873は1990年代発売で、この873LEは回路も改良されているようです。300Bシングルで発熱が少なくていいですね。以前使っていた300Bプッシュプルは暖房機のようでした(ので手放しました)。