先日に引き続き修理です。これはなかなかの珍品、アメリカゼニス社のSP盤オートチェンジャー付です。
ハム音(ブーン音)が大きい、という故障です。
日本製にはないデザインの良さがあります。
3個のツマミがなかなか硬くて取れませんでしたが、何とか分解。メタル管とGT管使用の5級スーパーです。ブロックコンデンサーが不良でした。中なら何かが噴出しています。
ちょうど1個だけ持っていたブロックコンデンサ(新品)。
大きさもちょうど良い。小容量のコンデンサーはチューブラ型を使用した。ついでにペーパーコンデンサーも1個交換。
取り付け配線後、違和感なし。
視聴OKです。フィールドコイル付のダイナミックスピーカーが少しくたびれている感じ。
SP盤は多数持っていましたがほとんど処分し残っているのは2枚だけ。『喜びも悲しみも幾歳月』と『口笛吹と小犬』です。前者は子供のころ家族に連れられて映画を見た記憶があります。映画はほとんど覚えていませんがこの曲はよく覚えています。